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似て異なる

2020.01.06 Monday | 17:50

柚木麻子さん「デートクレンジング」読みました。

 

十年間、全てを捧げてきたアイドルグループ「デートクレンジング」が解散し、実花は突然何かに追い立てられるように<婚活>を始める。親友の佐知子は、初めて実花がさらけ出した脆さを前に、大切なことを告げられずにいて…。

 

っていう内容紹介を見て面白そうと思って借りたのだけど、思ってたのとはちょっと違った(^^ゞ

というのも、実花はただのヲタクかと思ってたのにグループのマネージャーだったっていう。

いやもちろんそもそもがドルヲタで根っこの部分は変わってないし、だからこそ自分を見ている気がする…ってところも多々あるw

そうそう!って同感!って部分もたくさんあって。

でもそれでも多分世間から見たら、いつまでも好きなモノだけを追っ掛けてるのなんていい歳してみっともないとか、まぁ一言で言えば『痛い』のかもしれないけど、私は別にまわりにどう思われようと気にしないというか(^^ゞ

そこが実花とは違うなぁ…と。

まぁ実花も最終的には変にもがくのを止めるんだけど、変な価値観というか固定観念というかに縛られちゃうの。

適齢期で結婚するのが“普通”、結婚して初めて社会的に認められる“一人前”、結婚したら次はすぐに“子供”〜みたいなの。

そういうのって無意識かつ根強く蔓延る強迫観念、多様性だの個性が大事だの声高に言うわりに、結局みんな同じ様に同じ物に飛びつくし。

大体、自分の人生、辛い事や苦しい事、悲しいことがあった時に誰も代わってくれないのと同じで、幸せだとか居心地がいいだとかも自分だけのものって言うか自分の人生だから、他人にどうこう言われる筋合いのものではないし他人の目や気持ちを優先して、誰かの価値観で生きるのは違うと思うんだよな。

まぁそうは言っても私自身特にちゃんと人生設計を立ててきた訳じゃないけどさ(^^ゞ

実花もそうだし実花を<婚活>に引きずり込む芝田さんも、一人じゃ生きていけないんだよってだから急いで相手を探しなさいよって目に見えないプレッシャーでそういう風になったりするんだけど、そもそも一人でも生きていけるっていうのがまずあって、その上で誰かと一緒だったらもっと楽しいっていう方がいいというか大事なんじゃないかな?

ちょっと話ずれたけど。

作中で「時間を止めることの出来る人は、アイドルだと思ってる」っていう実花の台詞があって、ちゃんと理解というか続けて読むと、私が捉えたのとは本当は多分ちょっと違うんだろうと思うけど、言い得て妙だなぁと思った。

アイドルに限らずだけど何かを好きでそれに対して気持ちを注いで夢中になってると、多分周囲とは時間の進みが違ってくるというかw

それが「時間を止める」っていうことに繋がる気がして(^^ゞ

あと佐知子が元々栄養士で旦那さんの勤めてた会社の社食で働いてて、結婚後辞めて今はお義母さんのやっている喫茶店を手伝っている、という設定なのでちょいちょい料理や食べ物の描写が出てくるんだけどそれがなんか妙に美味しそうで軽い飯テロw

そしてこのお義母さんがとても素敵な人なんだよ〜!

こんな素敵な人いるかな〜ってくらいw

でも、私も将来こういう人になりたいな〜と思います。

で、散々書いてきましたが、別にただのドルヲタの話という訳では無く(それもあるけど)女の友情の話です!

柚木さん、ホントこういうの上手いな〜って感じでした(笑)

 


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2020.02.16 Sunday | 17:50
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