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時間かかった(^^ゞ

2019.12.27 Friday | 17:13

友井羊さん「スイーツレシピで謎解きを」読みました!

 

友井さんは前回の「無実の君が〜」がなかなか良かったので返しにいったその足で、中でもサクッと読めそうなのを、とこちらを借りたんだけど…いやぁ思った以上に時間がかかった(^^ゞ

 

「吃音症」の為に引っ込み思案の女子高生・菓奈が好意を寄せる真雪は、お菓子作りが得意なスイーツ男子。ある日、真雪が保健室登校を続ける悠姫子のために作ったチョコが紛失して…。

 

以前読んだ米澤穂信さんの「本と鍵の季節」と似た感じで学校、あるいは主人公のごく身近で起こるちょっとした事件を推理して解決するという感じ。

高校生だしそんな殺人とか大それた刑事事件じゃなくて、何かが無くなった〜とかそういう軽い感じの。

それに友情だったり淡い恋心だったりの青春ストーリー。

 

読むのに時間かかったのはそうだなぁ…、その青春ストーリー(学生時代)が遥か昔過ぎて、身近かつリアルに感じられなかったっていうのもあるかもだけど、何より主人公の女の子に今一つ共感出来ないというか感情移入できない感じだった。

というかむしろあんまり好きじゃない感じだったかな、ぶっちゃけw

吃音がどうということではないし(まぁ確かに物理的に読み難さが全くないと言えば嘘になるけど)(一応彼女自身も治したいと、このままではダメだと思ってるし、だんだん変わっては行くから)なんて言うか単に案外キツイというか攻撃的な面も垣間見れるというか…。

もちろんもし実際吃音症の人が身近に居たら笑ったりイジったりするつもりは毛頭ないけど、こんなこと言ったら理解が足りないとか思われるかもしれない、話の中で主人公の吃音を笑ったりからかったりした人と同じじゃんて思われるかもしれないけど。

でも何て言うかプライドが高いっつーか自意識過剰な部分もあると思うんだよね。

私自身若い頃を振り返ってみてそう思うから(別に吃音症とかではないけど)

学生時代って世界は狭くてしかもその世界が全てみたいな所があるからなかなか難しい面もあるんだけど、大人になって社会に出れば、もっと変だったり嫌な奴や酷いヤツもいっぱいいるし理不尽なこともたくさんあって。

それは自分だけじゃなくてみんな同じ、それぞれ色々あって。

歳を重ねるごとに色んなことを経験して、自分と同じかそれ以上に大変な思いをしてる人もいることに気付いたら自分に置き換えて想像も出来るし、だから敢えて触れなかったりとかもするし(他人にはどうにもできないことがあるしね)

そして、みんな忙しかったり大変だったり自分のことでイッパイイッパイで、他人のことなんか思う程気にしていないのよ。

いい意味で干渉しないというか。

例えば「吃音症」でもあぁこの人は何か不安を抱えてるのかもしれないな?とか緊張しぃなのかな?とか、自分の子供あるいは友達もそうだないるな、とか。

同じ事じゃなくても自分にも触れられたくないことがあるし、きっとこの人もそうだろうと思って特に何も言わなかったり。

とにかく、他人がそこまで自分に注目したり気にしたりしてるって思わないし、思わない方がいいw

自分が思う程、他人は自分を見てなんかいないんだよ。

って思ってた方がいいんだよ、多分。その方が気がラクになるじゃん?

そりゃそうは言っても不躾に何か言う人もいるだろうし、配慮のない人もいる、それは子供でも大人でも同じだよ。

このお話でいいなと思ったのは、「人をイジめるのは良くない、ダメだ!止めよう!」って綺麗事の正義を説くのではなく、色んな人が集まっている以上からかったり言わなくてもいいことを言う人は必ず一定数はいるから、それを気にしなくなる(理解し支えてくれる友を作るだとか、そもそも自分に自信を持つだとか)様になった方がいいということを、説いてる感じがしたところ。

それと共感出来ないとは言ったんだけど、私は声が低くて(合唱ならアルト)声質も所為もあるのか、はたまた自分が声デカい人が苦手だからか、話してるとよく聞こえなかったらしく聞きなおされることが結構あって(^^ゞ

あんまり頻繁だと面倒だし疲れるし、もう(喋んなくても)いいやー!ってことがたまにあるから、その辺に関しては(だんだん怖くなって人と話さなくなって、友達が出来なくて独りぼっちでもそれでヨシとしてしまってるのは)分からないでもないかな?実はw

 

あと、当然だけどスイーツが色々と出てきて気になるー!

主人公は女の子だけど理数系が得意で、そしてスイーツ作りは科学的な要素があるらしくそれで色んなことに気付く訳だけど。

その辺が結構面白い!

でもそか科学的というか材料がそれぞれ作用し合ってこそだったりするから、スイーツってキッチリ計らないとダメってよく言われるんだね?

私はキッチリキッカリが苦手なので結構杜撰になっちゃうし、甘過ぎるのが嫌いだから勝手に砂糖の量減らしたりとかしちゃうんだよね〜(^^ゞ

だから見た目完璧とかじゃないんだ、まぁ自分が美味しく食べれればいいから別にあんま気にしないケドw

で、思ったのが友井さんて「無実の〜」もそうだったけど、この作中に出てくるスイーツの薀蓄とかすごいんだけど全然気にならないんだよね。

ホラ、時々作品を書く為に調べたこと勉強したことを全部披露しないと気が済まないっていうか、詰め込んでる人いるじゃんw

いやまぁ披露しても詰め込んでもいいんだけど、なんかあ〜この人今回これ調べたから書きたいんだなってコッチにそれが伝わってきちゃうとちょっと興ざめしちゃうっていうか。

友井さんて圧倒的なそれを披露してるのに、全然そんなイヤラシイ?嫌味?な感じがしないというか、サラっと読ませる。

ナチュラルで上手いなぁって。

だって友井さんが真雪みたいなスイーツ男子でもない限り、これは色々調べたりしないと書けないでしょう(笑)

あと最終話とおまけの意外な展開も、過度なミスリード(引っ掛け)もなく、えー!とかおー!?と素直に驚ける。

なんだろう、なんか本当に色々と上手いな〜と。

なので、今度は巻末の解説書かれていた方がお勧めしていた作品を読んでみようかと思ってる!

という訳で年末年始の連休中に読めるかな?

 

 

 

 


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2020.02.16 Sunday | 17:13
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