<< July 2017 | 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

読書感想まとめ

2017.06.22 Thursday | 19:10

朝まで眠れない日が続くので、読書は進みますね(^^ゞ

そんな訳で。

 

村田沙耶香「授乳」

森村誠一「魔少年」

和田はつ子「密通」

 

どれも待ち時間用の文庫本です。

まずは村田さんは以前読んだ「殺人出産」が面白かったので借りてみたのですが…う〜ん、相変わらずというか結構、女性の書き方がエグイかなぁ…と。

簡単にいうと、主人公がちょっとどころかだいぶ病んでる女性ばかりですね(^^ゞ

誰にもなんにもどこにも共感出来るところがないのに、あ〜なんかどこか自分の中にもあるかもな〜とか、いるよな〜こういう人って妙に納得する部分もアリ。

まぁ女性だからとか、女の嫌な部分みたいなのを分かった風に書かれるとシラけるんですが、微妙に違うというかまたちょっと違うんだよな〜(^^ゞ

面白いか面白くないかと言えば、ぶっちゃけ読み終わった直後は全然面白くはないなと思ったのですが(←)なんとなく後からじわーってクルものがあって、特に最後に収録されていた「御伽の部屋」というお話は、なんとなく分かる部分が他の2作よりはあって後からちょっと面白かったかも?と思いました。

ま、村田さんの作品だったら「殺人出産」の方がお勧めです。

 

次に森村先生のは、もうねw

待ち時間用だから敢えて短編集にしましたけど、2時間ドラママニアとしては、「終着駅シリーズ」と「棟居刑事シリーズ」が大好きなのでね(笑)

書かれたのが古いのでちと表現的に古いなって部分もありますが、さすがの御大、短編でもそれぞれピリッと面白い。

まぁオチはどれでも予想の範疇なんだけど、それでも読ませるのは上手いってことですよね。

表題作を始め本当にどれも面白いんだけど、特に「燃えつきた蝋燭」はちょっとこの中では異色で読後はやるせなくなったなぁ…。

ただ、これ角川ホラー文庫から出てるけど全然ホラーじゃなくて、正統派のサスペンス小説ですね。

 

最後は和田はつ子さんの「密通」

ちょっとタイトルから想像してたのとは全然違ったけど(^^ゞ

まぁこういうのが正統派のホラー、なのかな?

いやでも、ホラーはホラーなんだけど、なんかそういう意味ではあまり怖くないというか、どちらかというと良く言う「生きてる人間の方が怖いよね」ってのがまんまというか、そっちのが凄くて。

あまりに自分のことしか考えてない勝手で酷くてえげつない人間ばかりで、そっちのが読んでて怖い。

本当にこんな人ばっかりなの!?って言いたくなる(まぁいるとは思うけど、集まりすぎというかw)

エグイ死体(殺し)の描写とか能力がどうの、幽霊がどうの、みたいなことより、人間の無意識の欲望とか悪意とかがすごくてホント怖い怖い…(>_<)ってなる。

特に主人公の祖母と警察署の署長が最低最悪の性質の悪さで。

読んでて気持ち悪くなるくらい。

伯母とその旦那さんが唯一良心的でとても出来た人で救われるけど、こんな出来た人もなかなか居ないかな?とも思ったり(^^ゞ

北海道開拓時代の闇というか、不都合で隠したいこと、みたいな知らなかったことも興味深いというか読んでて胸が痛く、でも知れて良かったとは思うけど、で、結局??みたいな感じでストーリーそのものは長々書いた割にあまり伝わってこない感じ。

北海道開拓時代に犠牲になった、あるいは不遇な人や動物のことを知って欲しくて書いたのかな?って思う位(^^ゞ

いやホント、人間て怖い。

でもここまで自分のエゴや欲望を剥きだしに生きられるのもある意味スゴイよな…。

ま、それじゃ動物と同じというか以下なんだろうけど。

自分を取り繕って良く見せることが出来る、知恵を働かせることが出来る分、もっと性質悪いけどなw


スポンサーサイト

2017.07.20 Thursday | 19:10
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

 

THANK YOU FOR YOUR MESSAGE!











    
top



PR

latest entries

categories

archives

search this site.

links

profile

一筆奏上!

Recommend

others