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難しい

2020.01.13 Monday | 03:17

久坂部洋さん「老父よ、帰れ」読みました!

 

認知症専門の開業医の講演会を聞いて、それまでの自分の対応が間違っていたのかもしれないと思い、老人ホームから認知症の父を自宅に引き取った、45歳の好太郎。父の介護に懸命に取り組むが…

 

この好太郎が思い込みが激しいというか思い込んだら一直線!な上に、ちょっとお調子者というか外面がいいとこがあって、その講演会で得た知識を妻や弟に話して、言うことだけは立派なんだけど行動が伴わないってところが多々あって、よくこの人の奥さん喧嘩にならないな?ってちょっとイラつくことが多かったんだけどw

でもそれでも失敗を繰り返してちょっとずつちゃんと理解して出来るようになったり、それもこれもお父さんへの親孝行の気持ちで、それだけでももう十分!いい息子だよとは思う。

 

ただ、認知症は特に家族だから期待しすぎたりする節がどうしてもあるし、実際介護にしても看病にしても綺麗事だけじゃないから、頭では理解してても難しい・出来ない事はいくらでもあって本当にこればっかりは難しい。

突然亡くなるのもキツイけど、先が見えないのも本人はもちろん支える方も本当にシンドイし(>_<)

自分の親が呆けたり動けなくなったりってやっぱりすんなりとは受け入れがたいものだしさ。

 

でも必ず通る道だし、認知症を治すとかあるいは進行を遅らせるとかは多分出来ないんだけど、認知症の人にとって、どういうことをされるのが嫌なのかとかどう対応したらいいのかを知っていたら、介護される方もする方もきっと不幸な関係にならなくて済むのかな?と。

 

私自身は両親とも病気でママは1年と3ヶ月くらい?父は3ヶ月、それぞれ看病してもうすでに見送ってて、幸いというかママはまだ56歳だったし、父は77歳だったけど認知症というのはなくこういった認知症での介護の苦労っていうのは味わっていないんだけど、まぁその大変さはなんとなく分かるよ。

というのも、父は認知症ではないけど元々性格に難ありで普段から話が通じない人だったし(;^ω^)、ママは乳がんが全身の骨に転移した末期だったから絶対安静で24時間のモルヒネの痛み止めに加え抗がん剤の副作用で幻覚・幻聴とかあったから。

 

1番大事なのは本人がどう思うか、まぁ認知症じゃ聞いても分からないかもしれないけど本人がどう感じるだろうか、どうしたいのか、相手の立場に立って考えられるかなんだよね。

例えば好太郎は自宅介護が進む中、お父さんが癌かもしれないってなった時、平均寿命が80歳でお父さんが今75歳、あと5年は生きられるハズなんだから当然検査して、もし癌なら治療なり手術なりを受けて生きるのが当たり前と思っているし、それをしないのは父親の命を放棄してる!と思い込んでるんだけど、死ぬとか生きるとか自分が分からなくなってるお父さんにとっては、多分今嫌なこと(色んな検査とか)をされる方が受け入られない、苦痛なんだよシンプルに。

だったら、検査や治療をしないという選択をする方が、お父さんにとっては幸せかもしれない。

病気を治したい、長生きしてほしい、というのは好太郎自身の希望であって幸せであってエゴである。

それを冒頭の講演会で話した医師に指摘され、そうなのかな?って悩んだ末に検査も治療もしないことにするんだけど。

まぁそれはそれでいいんだと思うけどね、親に長生きして欲しいのなんてエゴだろうとなんだろうとそれは子供にとって本当の気持ちなんだからさ。

介護や看病してるとそういう選択の繰り返し、決断を迫られることの連続なんだよね。

私も自分の選択が正解だったか、いまだに悩むというかどっちにしても後悔がまったく無いってことはないんだろうと思うよ。

まぁ平均寿命なんかより早くに両親とも癌で闘病の末、亡くしてる私としては好太郎が「お父さんはまだ75歳なんだから〜」ってお父さんが感じる不快や苦痛を考えるより、検査や治療を受けさせるのが当たり前でそうしない方がいいと考える弟は人でなしだ!みたいに言うのは無性に腹が立ったけどw

もちろんもっと高齢でも問題なく元気な方もいらっしゃいますが、特にウチのママみたいにまだまだ平均寿命なんかぜんぜん先だっていう若さで亡くなる人もいるのだから。

 

あ、でもちなみに『平均寿命』って実は、その年生まれた赤ん坊の余命の予測だから今生きてる人の寿命の平均ではないんですよね!

つまり2019年に発表された平均寿命は、2019年生まれの子たちの余命の予測で、例えば今70歳の人なら1950年の平均寿命でみないといけないんですって。

これ結構間違って認識してる人多いですよね、多分(;^ω^)

 

とりあえず、これはこれから親の介護が控えている人は1度読んでおくと参考になっていいかもしれないと思います。

 


 

 


似て異なる

2020.01.06 Monday | 17:50

柚木麻子さん「デートクレンジング」読みました。

 

十年間、全てを捧げてきたアイドルグループ「デートクレンジング」が解散し、実花は突然何かに追い立てられるように<婚活>を始める。親友の佐知子は、初めて実花がさらけ出した脆さを前に、大切なことを告げられずにいて…。

 

っていう内容紹介を見て面白そうと思って借りたのだけど、思ってたのとはちょっと違った(^^ゞ

というのも、実花はただのヲタクかと思ってたのにグループのマネージャーだったっていう。

いやもちろんそもそもがドルヲタで根っこの部分は変わってないし、だからこそ自分を見ている気がする…ってところも多々あるw

そうそう!って同感!って部分もたくさんあって。

でもそれでも多分世間から見たら、いつまでも好きなモノだけを追っ掛けてるのなんていい歳してみっともないとか、まぁ一言で言えば『痛い』のかもしれないけど、私は別にまわりにどう思われようと気にしないというか(^^ゞ

そこが実花とは違うなぁ…と。

まぁ実花も最終的には変にもがくのを止めるんだけど、変な価値観というか固定観念というかに縛られちゃうの。

適齢期で結婚するのが“普通”、結婚して初めて社会的に認められる“一人前”、結婚したら次はすぐに“子供”〜みたいなの。

そういうのって無意識かつ根強く蔓延る強迫観念、多様性だの個性が大事だの声高に言うわりに、結局みんな同じ様に同じ物に飛びつくし。

大体、自分の人生、辛い事や苦しい事、悲しいことがあった時に誰も代わってくれないのと同じで、幸せだとか居心地がいいだとかも自分だけのものって言うか自分の人生だから、他人にどうこう言われる筋合いのものではないし他人の目や気持ちを優先して、誰かの価値観で生きるのは違うと思うんだよな。

まぁそうは言っても私自身特にちゃんと人生設計を立ててきた訳じゃないけどさ(^^ゞ

実花もそうだし実花を<婚活>に引きずり込む芝田さんも、一人じゃ生きていけないんだよってだから急いで相手を探しなさいよって目に見えないプレッシャーでそういう風になったりするんだけど、そもそも一人でも生きていけるっていうのがまずあって、その上で誰かと一緒だったらもっと楽しいっていう方がいいというか大事なんじゃないかな?

ちょっと話ずれたけど。

作中で「時間を止めることの出来る人は、アイドルだと思ってる」っていう実花の台詞があって、ちゃんと理解というか続けて読むと、私が捉えたのとは本当は多分ちょっと違うんだろうと思うけど、言い得て妙だなぁと思った。

アイドルに限らずだけど何かを好きでそれに対して気持ちを注いで夢中になってると、多分周囲とは時間の進みが違ってくるというかw

それが「時間を止める」っていうことに繋がる気がして(^^ゞ

あと佐知子が元々栄養士で旦那さんの勤めてた会社の社食で働いてて、結婚後辞めて今はお義母さんのやっている喫茶店を手伝っている、という設定なのでちょいちょい料理や食べ物の描写が出てくるんだけどそれがなんか妙に美味しそうで軽い飯テロw

そしてこのお義母さんがとても素敵な人なんだよ〜!

こんな素敵な人いるかな〜ってくらいw

でも、私も将来こういう人になりたいな〜と思います。

で、散々書いてきましたが、別にただのドルヲタの話という訳では無く(それもあるけど)女の友情の話です!

柚木さん、ホントこういうの上手いな〜って感じでした(笑)

 


2019年読書録

2020.01.02 Thursday | 00:51

たくさんあるので敬称略ですみません!

 

森見登美彦 「熱帯」

重松清 「木曜日の子ども」

米澤穂信 「本と鍵の季節」

吉田篤弘 「月とコーヒー」

五十嵐貴久 「マーダーハウス」

レイ・ブラッドペリ 「華氏451度」

新章文子 「名も知らぬ夫」

峰守ひろかず 「新宿もののけ図書館利用案内」

谷瑞穂 「めぐり逢いサンドイッチ」

宮西真冬 「友達未遂」

坂木司 「鶏小説集」

三浦しをん 「ののはな通信」

貫井徳郎 「私に似た人」

似鳥鶏 「そこにいるのに」

深木章子 「鬼畜の家」

似鳥鶏 「育休刑事」

西村健 「目撃」

今村夏子 「むらさきのスカートの女」

中島京子 「夢見る帝国図書館」

月村了衛 「悪の五輪」

ウィリアム・シェイクスピア(松岡和子翻訳) 「ハムレット」

山田詠美 「つみびと」

野中柊 「猫をおくる」

安田依央 「ひと喰い介護」

五十嵐貴久 「愛してるって言えなくたって」

金原ひとみ 「アタラクシア」

友井羊 「無実の君が裁かれる理由」

五十嵐貴久 「アンサーゲーム」

澤村伊智 「ファミリーランド」

道尾秀介 「いけない」

染井為人 「震える天秤」

友井羊 「スイーツレシピで謎解きを」

 

あとこれは年末に読んで、まだここで感想書いてないのですが

 

柚木麻子 「デートクレンジング」

 

以上が2019年に読んだ本ですが、ここに感想書いてなくて忘れちゃったのもあるので、これで全部ではないです(^^ゞ

まぁ今年は映画観に行けなかった分、本はそこそこ読めたかなぁと思います!

あと映画は甲乙つけ難いというか決めきれなくて書きませんでしたが、本に関してはベスト5を挙げるとしたら、

 

「華氏451度」

「友達未遂」

「木曜日の子ども」

「つみびと」

「ハムレット」

 

になります!

 

2020年も引き続き、色々読みたいと思います!^^

 

 


時間かかった(^^ゞ

2019.12.27 Friday | 17:13

友井羊さん「スイーツレシピで謎解きを」読みました!

 

友井さんは前回の「無実の君が〜」がなかなか良かったので返しにいったその足で、中でもサクッと読めそうなのを、とこちらを借りたんだけど…いやぁ思った以上に時間がかかった(^^ゞ

 

「吃音症」の為に引っ込み思案の女子高生・菓奈が好意を寄せる真雪は、お菓子作りが得意なスイーツ男子。ある日、真雪が保健室登校を続ける悠姫子のために作ったチョコが紛失して…。

 

以前読んだ米澤穂信さんの「本と鍵の季節」と似た感じで学校、あるいは主人公のごく身近で起こるちょっとした事件を推理して解決するという感じ。

高校生だしそんな殺人とか大それた刑事事件じゃなくて、何かが無くなった〜とかそういう軽い感じの。

それに友情だったり淡い恋心だったりの青春ストーリー。

 

読むのに時間かかったのはそうだなぁ…、その青春ストーリー(学生時代)が遥か昔過ぎて、身近かつリアルに感じられなかったっていうのもあるかもだけど、何より主人公の女の子に今一つ共感出来ないというか感情移入できない感じだった。

というかむしろあんまり好きじゃない感じだったかな、ぶっちゃけw

吃音がどうということではないし(まぁ確かに物理的に読み難さが全くないと言えば嘘になるけど)(一応彼女自身も治したいと、このままではダメだと思ってるし、だんだん変わっては行くから)なんて言うか単に案外キツイというか攻撃的な面も垣間見れるというか…。

もちろんもし実際吃音症の人が身近に居たら笑ったりイジったりするつもりは毛頭ないけど、こんなこと言ったら理解が足りないとか思われるかもしれない、話の中で主人公の吃音を笑ったりからかったりした人と同じじゃんて思われるかもしれないけど。

でも何て言うかプライドが高いっつーか自意識過剰な部分もあると思うんだよね。

私自身若い頃を振り返ってみてそう思うから(別に吃音症とかではないけど)

学生時代って世界は狭くてしかもその世界が全てみたいな所があるからなかなか難しい面もあるんだけど、大人になって社会に出れば、もっと変だったり嫌な奴や酷いヤツもいっぱいいるし理不尽なこともたくさんあって。

それは自分だけじゃなくてみんな同じ、それぞれ色々あって。

歳を重ねるごとに色んなことを経験して、自分と同じかそれ以上に大変な思いをしてる人もいることに気付いたら自分に置き換えて想像も出来るし、だから敢えて触れなかったりとかもするし(他人にはどうにもできないことがあるしね)

そして、みんな忙しかったり大変だったり自分のことでイッパイイッパイで、他人のことなんか思う程気にしていないのよ。

いい意味で干渉しないというか。

例えば「吃音症」でもあぁこの人は何か不安を抱えてるのかもしれないな?とか緊張しぃなのかな?とか、自分の子供あるいは友達もそうだないるな、とか。

同じ事じゃなくても自分にも触れられたくないことがあるし、きっとこの人もそうだろうと思って特に何も言わなかったり。

とにかく、他人がそこまで自分に注目したり気にしたりしてるって思わないし、思わない方がいいw

自分が思う程、他人は自分を見てなんかいないんだよ。

って思ってた方がいいんだよ、多分。その方が気がラクになるじゃん?

そりゃそうは言っても不躾に何か言う人もいるだろうし、配慮のない人もいる、それは子供でも大人でも同じだよ。

このお話でいいなと思ったのは、「人をイジめるのは良くない、ダメだ!止めよう!」って綺麗事の正義を説くのではなく、色んな人が集まっている以上からかったり言わなくてもいいことを言う人は必ず一定数はいるから、それを気にしなくなる(理解し支えてくれる友を作るだとか、そもそも自分に自信を持つだとか)様になった方がいいということを、説いてる感じがしたところ。

それと共感出来ないとは言ったんだけど、私は声が低くて(合唱ならアルト)声質も所為もあるのか、はたまた自分が声デカい人が苦手だからか、話してるとよく聞こえなかったらしく聞きなおされることが結構あって(^^ゞ

あんまり頻繁だと面倒だし疲れるし、もう(喋んなくても)いいやー!ってことがたまにあるから、その辺に関しては(だんだん怖くなって人と話さなくなって、友達が出来なくて独りぼっちでもそれでヨシとしてしまってるのは)分からないでもないかな?実はw

 

あと、当然だけどスイーツが色々と出てきて気になるー!

主人公は女の子だけど理数系が得意で、そしてスイーツ作りは科学的な要素があるらしくそれで色んなことに気付く訳だけど。

その辺が結構面白い!

でもそか科学的というか材料がそれぞれ作用し合ってこそだったりするから、スイーツってキッチリ計らないとダメってよく言われるんだね?

私はキッチリキッカリが苦手なので結構杜撰になっちゃうし、甘過ぎるのが嫌いだから勝手に砂糖の量減らしたりとかしちゃうんだよね〜(^^ゞ

だから見た目完璧とかじゃないんだ、まぁ自分が美味しく食べれればいいから別にあんま気にしないケドw

で、思ったのが友井さんて「無実の〜」もそうだったけど、この作中に出てくるスイーツの薀蓄とかすごいんだけど全然気にならないんだよね。

ホラ、時々作品を書く為に調べたこと勉強したことを全部披露しないと気が済まないっていうか、詰め込んでる人いるじゃんw

いやまぁ披露しても詰め込んでもいいんだけど、なんかあ〜この人今回これ調べたから書きたいんだなってコッチにそれが伝わってきちゃうとちょっと興ざめしちゃうっていうか。

友井さんて圧倒的なそれを披露してるのに、全然そんなイヤラシイ?嫌味?な感じがしないというか、サラっと読ませる。

ナチュラルで上手いなぁって。

だって友井さんが真雪みたいなスイーツ男子でもない限り、これは色々調べたりしないと書けないでしょう(笑)

あと最終話とおまけの意外な展開も、過度なミスリード(引っ掛け)もなく、えー!とかおー!?と素直に驚ける。

なんだろう、なんか本当に色々と上手いな〜と。

なので、今度は巻末の解説書かれていた方がお勧めしていた作品を読んでみようかと思ってる!

という訳で年末年始の連休中に読めるかな?

 

 

 

 


タイトルが

2019.12.23 Monday | 14:58

染井為人さん「震える天秤」読みました!

 

地方のコンビニで、高齢ドライバーによる死亡事故が発生。警察は加害者の認知症を疑い、責任能力を調査している。違和感を覚え取材に乗り出したライターの俊藤律は、続々と予想外の事実を知ることになり…。社会派サスペンス。

 

高齢者の運転による事故、コンビニ・フランチャイズの契約や労働問題、過疎化による市町村の合併問題、未成年が起こした犯罪の問題、現代の様々な問題を含みつつ、でも事件の展開としてはそれらはどうでもいいとは言わないし絡んではいるんだけど、ちょっと思わぬ方向・真相に向かっていく感じ。

被害者であるコンビニ店長がまるで絵に描いたようなどうしようもない男で、同情出来ないと思えるのだけど(その父親も酷いし)でもだからといって殺していい訳ではないし…という自分の中の正義・良心に従って取材を続ける主人公のライター律だけど、なんか単なる自分が気になるから知りたいから、興味を追及してるんじゃないかな?ってちょっと感じてしまうのと、そういうものかもしれないしそこまでしないと真相には辿り着けないだろうけどちょっとなんていうかその取材があまりに強引だったりシツコイので、なんかやっぱりマスコミって…ってちょっと思っちゃう(>_<)

色々あるしそれこそ知ったらつまらなくなっちゃうからこれ以上は書かないけど、最後の律の判断は本当に賛否あるし、でも私としては元嫁さんの方よりかな?

本当に事件だったにしろ、事故だったにしろ、ちゃんと罪を償った方が救われたのではないかなぁと思うので。

 

あと他の方の感想やレビューとかでも書かれているけど、なによりタイトルが秀逸だわ。

なんか映画とかドラマとかにすでになってそうというか興味を引かれるというか、写真でいうところの『映える』タイトルだと思う。


1度だけでは難しい

2019.12.16 Monday | 06:59

道尾秀介さん「いけない」読みました!

 

道尾さんは「鬼の跫音」以来2度目ましてです。

こちら、今年借りた中で最長期間の待ちだったのを不思議に思っていたのですが、感想を書く前に検索したら、どうやら「王様のブランチ」で紹介されたからみたいで?

私も結構楽しみというか毎週見て参考にしたりしてたんだけど、夜勤の仕事を始めてからはどうしてもその時間寝てるのでチェック出来なくなっちゃったんですよね〜(^^

 

さて、前作もそうでしたが、幽霊とかの目に見えない系と思いきや実は1番怖いのは生きてる人間なんだよねやっぱり、っていうホラーw

そのうえ今回は参加型というか、体験型?みたいな、まぁもちろん普通の小説でも読みながら先の展開想像したり、推理小説なら犯人やトリックを推理しながら読むけど、あからさまにヒントやるから推理しながら読むべし!な感じw

ただ、明らかにミスリードを狙ってるとこも多いし、確かにそりゃハッキリ名前出してないけどさぁ!でも匂わせてたじゃん!みたいなフェイクというかがあるので、注意深く読まないとすぐ騙される()

私も第一章を構えずに読んで、“死んだのは誰?”っていう点において「え?うそ!そうだったの!?」ってなったし、「えーそうか、そーいう小説なのね?」と思って第二章からは色々注意しながら読んだけど。

一応それぞれ章の最後に絵とか写真とかヒントと言うか、それを見れば真実が分かる的なのがあるんだけど、特に第一章の地図は元々苦手ってのもあるし、いちいち位置が分かる描写に戻って地図に落とし込んで推理するってのが面倒で放棄w

第三章もちゃんと章の途中で出て来た同じ絵と比較しないと分からなくて、それ見ただけではピンと来なかった(^^

それぞれ出てくる殺人事件はそれ自体を問題としてないというか、その事件に関わる人がそれをキッカケに更に起こす事件?が問題なので、最初の事件そのものは動機とかそれこそ犯人そのものが曖昧なまま、まぁその辺は好きに解釈して想像してよ!みたいな感じ。

その点ちょっと不満に感じる方もいるみたいだけど、まぁそもそもがそこじゃない所を自分で推理して解いていくゲームみたいなのが目的なのかな〜と。

そういう意味では面白かったですよ!

初見で何となく引っ掛かりつつも、明確には説明出来なくて最後まで読んであ〜やっぱり、でもそういうことだったんだ!みたいなのが分かって、その上でもう1度読んでみたくなる。

というか読んでみた。

すると初見では気付かなかった諸々のミスリード部分や逆にヒントになってる部分もまた見付かって、ほうほう良く考えられてるな〜と。

そういう楽しみ方をする作品かな?

まぁそういう訳なので、いつもと違って出来るだけネタバレはしない方がいいかな?と思いますので、ネタバレ含む感想は一応畳んでおきます()

 

 

 

 


怖いわ〜

2019.12.10 Tuesday | 17:11

遅くなっちゃったけど(^^ゞ

澤村伊智さん「ファミリーランド」読みました!

 

澤村さんは初めましてかと思ったけど、岡田くん主演で映画化された「来る」の原作「ぼぎわんが、来る」の方だったんですね!

読んだことありました、それ以来です。

あちらは正統派?ホラーでしたが、今作は近未来?SFチックなホラー。

テクノロジーが進んで便利に、住みよくなったハズの未来、だけどそれを作ったのも使うのも人間で、その本質的な部分は変わらないから本当に便利になった?住みよくなった??っていう。

今のまま進んで行くとこんな風になるのかな?なるのかも、なるだろうって予想出来る未来だけど、結局の所やっぱり人間が1番怖いよねっていうホラーw

 

特に「翼の〜」は現代社会でも変わらないし誰にでもあると思うけど、深層に根付いた差別意識とかが胸糞悪いし、「今夜〜」に出てくる低所得層の介護問題がもうやるせない(>_<)

ただ、最後の終わり方も怖くて薄ら寒いのに、この「今夜〜」はどこか爽やかに感じる部分もあって、不思議な話。

あと1つ1つの話は繋がっていないけど、最初の話「コンピューターお義母さん」に出てくる家族(主人公の旦那さん)がこの「今夜〜」にも出てきて、ちょっとお!て気分になる。

そして基本的にはどの話も後味悪いというか読んでて気分が悪くなっちゃうけど、最後の「愛を語るより〜」だけは唯一ちょっとほっこりするかな?

どれだけ便利になったとしても、それで本当にいいのか?結局のところ何かが足りないと原点回帰するんじゃないかって終わり。

このお話に出てくる、死んだら昔風(つまり現代)の葬式をやってくれ!と言って亡くなった祖父の孫・勝平と「翼の〜」に出てくる阿川慎也という男の子がそれぞれフラットかつ健全さがあって、便利さを追求し過ぎてかえって不便になってるんじゃないか?という時代において、その後の時代を担う子供がそういう風に描かれているのがホッとするというか良かったなぁ。

 

まぁつまりは近未来の設定だけどどの話も結局今の延長だし、このままでいいのか?っていう現代社会への痛烈な皮肉って感じかな?

 

 


一気読み!

2019.12.02 Monday | 16:43

五十嵐貴久さん「アンサーゲーム」読みました!

 

毅と里美は大手商社に勤務し、毅は将来を嘱望されたエリートで里美はお嬢様育ちで大学時代はミスキャンパスにも選ばれた美男美女の周囲から羨まれるカップル。

結婚式を挙げ翌日から新婚旅行に向かう、正に幸せの絶頂にいたはずなのに、翌朝目が覚めるとそれぞれ別の真四角な"箱"の中で、強制的に10問中8問2人の答えを一致させれば脱出出来るという"アンサーゲーム"に参加させられる―

 

ネタとしては特別目新しいものではないし何となく展開も読めるけど、続きや最終的にどうなるか、次に2人のどんな秘密が暴露されるのか、気になって一気に読んでしまいましたw

実はこれ前回読んだ五十嵐さんの「愛してるって〜」よりも以前から気になっていて読みたかったんだけど、ずっと借りられててやっと読めたんだよー。

やっぱ五十嵐さんはコッチ系のが面白い!

 

正直最後というかゲームの終わりはもやっとしたモノが残るし、色々と謎は謎のままだし…ってのはあるけどまぁ、そのくらいはね(^^ゞ

少なくとも里美の叔父(2人の勤める会社の役員)が関わっていることと、関連会社のIT部門?(元がゲームソフトを開発する会社で買収された)が関わっているんだなと。

まぁ最初の方でどちらかの身内が関わっているんじゃないかな〜とは思ったんだけど。

でもどっちかというと毅の父親が式?披露宴?の時ずっと泣いていたっていうのを結構強調してたので、ちょっと引っ掛かったというか関わっているか知ってるか…なのかな?って思ったんだけど、結局そこは特に何も無かったな(^^ゞ

謎は謎のまま…と書いたけど、例えば何故この2人が選ばれたのか、とか今迄参加したカップルのこととか、こんな終わり方で本当にいいのかとか、ね。

何故この2人だったかっていうのは、過去?を調べやすいとかもあるかもしれないし、こういう終わり方なのはある意味罰なのかもしれないけど…。

でもさぁ、そこまで悪い事してる訳じゃないっていうか、確かに嫌な面も見えてくるしいけ好かない部分もあったりもするけど、この程度は誰でもそうっていうかごく普通の範囲じゃないのかなぁ?

ま、悪いことしてるとか悪い人物だから、っていうんじゃなくて単に、リアリティーショーとしてアクセス数を稼ぐ為、とかアプリを広める(結果会社として利益が上がる)為で、基本的には無作為というか誰でも良かったってことなんだろうし、むしろその方が怖いと思うんだけどね。

多分この会社が持ってる検索エンジンから、実はごくごくプライベートな個人情報が収集されてるということが最大の恐怖で、それって今現在でも全くないことでもないかもしれないと思うと、便利さを求め過ぎるのもどうなのかな?って思っちゃうよね(^^ゞ

例えば、今現在だってやふーとかで通販とか何かしら検索すると、その系列というか関連の広告出してくるじゃん?

アレ正直キモチワルイし止めて欲しいって思うもん(>_<)

 

あと作中、女性の嫉妬より男性の嫉妬(足の引っ張り合い)の方が怖い的なことがあって、そうそう!って激しく共感(笑)

ここでも何度も書いてるけど、私は女子高出身でその後も女性の方が圧倒的に多い職場が多くて、「大変でしょ」とか「女性同士ってホント難しい、面倒くさい、嫌」とか言われたりするけど、男の嫉妬の方が醜いっていうか、そもそもそういうのに性差はなくてようはその人個人の資質の問題だと思うんだよね。

まぁ私自身はあまり計算とか出来ないっつーか、面倒でしないし、人がしててもあんま気付かないけど、毅と里美が内心思ってることとか計算して動いてることって特別イヤラシイことではなくて例え知ってもあ〜、まぁ…ね?って感じだと思う。

ま、だからこそ何となく後味が悪い感じがするのかな?(^^ゞ


それを言っちゃおしまいなんだけど…(^^ゞ

2019.12.01 Sunday | 16:20

友井羊さん「無実の君が裁かれる理由」読みました。

 

主人公の牟田幸司はある日大学の構内で見知らぬ男女に「これ以上、亜梨朱につきまとわないで」とストーカー扱いされる。

全く身に覚えのない牟田は講義遅れそうだったのでおざなりに対応し、その後もバイトに行き、普段と同じ生活を送るが複数の友人から「お前ストーカーしてるってマジ?」というメールが届き、構内で遠巻きにされたりSNSをブロックされたりする。

それでも本当にまったく覚えもないし無実だからその内疑いも晴れだろうと思っていたけど、目撃証言や証拠がある、と亜梨朱の友人達から詰め寄られー

バイト先、イタリア料理店の常連で店長の知り合い紗雪が同じ大学の心理学科で冤罪について詳しいというので相談に乗ってもらい、証拠や目撃証言を検証し矛盾点や牟田のアリバイも実証し冤罪であることを証明する。

 

この事件?をキッカケに、牟田の高校時代の友人で別の大学に通う友人の冤罪事件、更に裁判官である牟田の父親が関わった痴漢の事件の冤罪や、殺人の罪で有罪の判決を受けたけど自殺をしてしまった、冤罪の疑いがあった紗雪の父親の事件ー

1つ1つがそんなに長くない話でまとまっていて読みやすかった。

これがもっと掘り下げて細かくて長いと結構シンドイから(短くても延々疑われて責め続けられてるのを見るのはキツかった位だし)その点良かったわ(^^ゞ

ただ、1人の人間の周囲で、関わった人の中で冤罪事件起こりすぎじゃない?とは思ったけどw

 

それにしても、人間の記憶って如何に曖昧というか、都合良く書き換えられちゃうものか、とか錯覚とか目撃証言の不正確さとか、裁判官の仕事の大変さとか改めて知れたというか、面白かったなぁ。

専門知識みたいなのも結構出てきたけど、へぇー!そうなんだ!って。

何より、生きてる人間は嘘をつく―、コレに尽きるね(^^ゞ

例えばそれが最初から悪意を伴ったものでなくとも、思い込みや錯覚、主観で書き換えられた、あるいは上書きされた記憶で証言することで簡単に、そして無意識に他人を追い詰め窮地に追いやることもあるんだってこと。

なにかあると、大して知りもしないくせに、あるいはちゃんと調べないで平気で他人を責めたてる今の風潮からすると本当に怖いよね。

最初の牟田のストーカー事件も、事実無根なのに亜梨朱の友人がまぁ間違った正義感からだろうけど確実な証拠でもないのに牟田が犯人だと決めつけ周囲に吹聴して回って。

紗雪が牟田も覚えていないというか細かい所から拾って調べて結局アリバイが証明出来たから良かったけど、疑われ詰め寄られた恐怖は消えないし、周囲に誤解も与えている。

ヘタしたら本当に1人の人間の人生を変えてしまうことなのに、責任を取れるのか!?って。

 

以前にも書いたけど、とある探偵の「真実はいつも1つ!」ってあれ、違うよね。

起こった出来事『事実』は確かに1つでも、『真実』はそれに関わった人それぞれにあるんだよ。

立ち位置や見る方向が違えば、見え方も受け取り方も違って当然で、多分それがその人にとっては『真実』なのには間違いないんだから。

まぁとにかく、何かの事件の際には目撃証言てヤツが1番アテにならないんだってことを、これからは肝に銘じておくわw

そしてどうせゴミになるからとほとんどその場で捨ててたけど、これからは必ずレシートはもらって一定期間保存しておくことにする…!!

人間の曖昧でいい加減な記憶より、客観的な物証の方が大事だわ(笑)

 

あ、あと事件とかの話は結構重いし読んでてシンドくなるのだけど、それを緩和する為か牟田がイタリア料理が好きという設定でちょいちょいバイト先に限らず美味しそうなご飯が出てくるの、ちょっと飯テロだったw

でも話の核である専門知識的なのとちょっと息を抜けるところの塩梅が私的にはちょうど良かったかな?

ちょっと他のも読んでみようと思った!

 


難しい…けど

2019.11.27 Wednesday | 16:59

金原ひとみさん「アタラクシア」読みました!

このところちょっとハイペースで読んでるかな?(^^ゞ

でもまだまだ読みたいのいっぱいあるんだよー!

 

金原さんも山田さんと同じく、私にはメジャー過ぎてちょっと敬遠していたのですが、今作の内容紹介を読んで気になったので…。

でも思っていたのとはちょ〜っと違ったかな?(^^ゞ

「アタラクシア」という言葉の意味が分からなかったので調べてみたら、「他のものに乱されない、平静な心の状態。エピクロス学派が幸福の必須条件として主張したもので、幸福は快楽にあるが、外的なものにとらわれず欲望を否定した内的な平静こそが最大の快楽であるという。」

ということらしいのだけど、登場人物がこの平静な心の状態にある、というよりもそれを求めてもがいている、といった感じかな?

望んで結婚したはずなのに、思っていたのとどこか違う、なんでこんな苦しいのか。

ままならない結婚生活の中、救いを求めてもがく6人の男女を描いた話。

 

特に最初の話の語り手である由依という女性が、多分身近にいたらあまり関わりになりたくない苦手なタイプで、何を考えているのか分からなくて彼女の周囲は戸惑うんだけどでもそれってひょっとして、その彼女自身の一見主張性のない感じが鏡の様に自分自身を映してる感じがして何となく嫌な気分になったりするのかもしれないな、と。

まぁ由依に限らず、みんなどこか破綻しているし全然共感とか感情移入出来なかったから読んでてしんどかった。

夫婦のことはその2人にしか分からないってよく言うけど、それは家族も同じで、もっと言えば他人のことなんて外から見ただけでは本当のことなんて分からないし知らないってことなんだよね。

そして今の時代、誰でも多面性というか、その場その場にあった"自分"てものがあってそれを無意識に使い分けてる。

でもそれは嘘とか演じてるとかじゃなくて、全部本当の自分なんだよね、矛盾してることも含めて。

ただ、私ももちろん良く見せようという意識がまったくない訳じゃないけど、別に不幸自慢する気もないけど、でも他人から見て身の丈以上に自分を良く見せようとか幸せに見せよう、とかは全く思わないから余計にこの登場人物達の気持ちはピンと来なかったりする。

そもそも幸せなんてごく主観的なものだから、誰かと比べて相対的に捉える気がないし、ぶっちゃけ他人の幸せの定義もどうでもいいし興味無いw

そういう意味でいうと結構由依と似たとこあるのかもしれない(^^ゞ

由依の台詞で「私は空っぽの人間だよ。でもそれを取り立てて卑下するつもりもない。最近みんな自己主張だとか個性だとか、意識的であることに囚われすぎてると思う。一番になりたいとか誰かの特別な存在でありたいなんて、強迫神経症的な欲望でしかないよ。誰も愛してなくても、誰からも愛されてなくても、普通に生きていける人間になった方がいい」っていうのがあって、ここだけは激しく共感しました(笑)

まぁこういう由依自身、多分折り合いの悪い家族から離れる為に大して好きでもない相手と結婚したじゃん?って矛盾もあるんだけどね(^^ゞ

大体女性の登場人物がほぼそれっていうか、何かを変える為にとか子供が出来ちゃったから仕方なくとか、そういう要素があるから『こんなはずじゃなかった』ってなるのは必然だと思うんだよね。

それでなんか全部相手の所為、周りの所為、責任を転嫁するのは違うと思うんだけど。

特に英美が私的には読んでて不快で、もしこんな人だって知ったら多分この人の作るスイーツなんて誰も買わなくなると思うw

ま、知らないだけで何かしら悩みや問題を抱えたパティシエなんて山ほどいるんだろうけどさ、現実には(^^ゞ

真奈美は最初の方はとても不快というかあまり好きじゃないな…と思ったけど、最後ちゃんと自分で決断してDV夫や不倫相手と決別出来たから良かった!

由依の夫の桂は確かにちょっとキモイけど、そこまで嫌いではないかな…?

どちらかというと瑛人と英美の旦那の方が好きじゃない感じ。

あーそうそう!由依の腹違いの妹枝里も私にはまったく理解出来ないタイプで破綻してるw

たださ、「熱烈に愛されて愛の言葉を囁かれその瞬間に殺されたい」ってことでそこを求めてるってことは結局求めていても現状愛されていないという不満で、満たされていないし、でも例えば他のことではなくてそれにしか救いを求めてないんだよね。

それってある意味ごく真っ当に本能に従った結果で、私には欠けてる部分かもしれないなと。

まぁ枝里がメンヘラだって言えばそれだけのことかもしれないけど。

でもって、主要な登場人物の中で唯一一人称のない荒木が、この中で1番多面性の象徴みたいな人かもしれない。

不倫相手の真奈美にはとても優しいし、困ったお年寄りにも優しい、彼は相手の望むこと、それを満たしてあげることで自分も満たされるというか自分を保てているというか。

だからこそ、多分枝里に望まれたから、最後にあんな事件を起こしたんじゃないかなあって気がする。

だって、枝里は「責任を押し付けたいんだよ。生きる事も死ぬ事も自分で決めたくないから、私が生きるか死ぬか相手が決めてくれる状況にホッとして興奮する」って言ってたから。

相手の名前とかハッキリとは書いてなかったけど多分きっとそういうことなんだろうと。

私的には被害者が自分の妹だって知った由依がどんな反応するんだろうって興味があったけど。

そして最後の最後、とても不穏な想像をさせる終わりー、それはそれでアリなのかもって思うし読んでみたい気もする。

 

なんかわりと一気に近い感じで1度読んだだけでは、なんかん〜っ(>_<)て感じだったけど、「アタラクシア」の意味を調べる為に検索した時たまたま金原さんのインタビュが載っててそれを読んだり、こうして感想を書く為にも1度気になる所を読み返したりしてる内に理解が深まるとこもあって、結果面白かったです。

 

 


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